日本認知症予防学会の浦上克哉理事(右)に目録を手渡す古山英明社長=米子市東福原2丁目、ホテルわこう
日本認知症予防学会の浦上克哉理事(右)に目録を手渡す古山英明社長=米子市東福原2丁目、ホテルわこう

 信販事業のトワライズ(米子市東福原2丁目)が18日、社会貢献事業「1日1円運動」で社員から集まった19万5640円を日本認知症予防学会に寄付した。

 米子市内であった贈呈式で、トワライズの古山英明社長が日本認知症予防学会の理事を務める鳥取大医学部の浦上克哉教授に目録を手渡した。

 古山社長は「認知症予防は誰もが関係する社会問題。学会の研究や実践の成果が未来の希望につながるよう、歩みに少しでも役立ててもらいたい」とあいさつ。浦上教授は学会が設立15年を迎え、会員数が2700人を超えるほど成長したとし「大きな励みになっている。思いに応えられるよう頑張っていきたい」と話した。

 運動は創立40周年の2003年に始まり、関連会社を含む社員、役員全員が1年間お金を積み立てる。03年からあしなが育英会、14年からは同学会に寄付している。今年は計321人が参加した。 (藤本みのり)