松江ゆかりの文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻のセツをモデルにしたNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の放送に合わせ、松江商工会議所らがこのほど、松江市白潟本町で二人の関連商品の展示販売をした。島根県内の企業など25社からコーヒーや菓子、Tシャツなど70種類の商品が並び、家族連れなど多くの市民が訪れた。
会場には、八雲の名著「怪談」で有名な「河童」や「雪女」などをモチーフにした焼き菓子や、八雲の好物であるコーヒーのドリップバッグ、ムード盛り上げのために作ったキャッチコピー「あげ、そげ、ばけ。」のロゴTシャツなどが並んだ。来場者は思い思いの商品を手に取って購入していた。
担当者で、松江市地域おこし協力隊の河辺匡太さんは「さまざまな世代の人がばけばけに興味を持つきっかけになってほしい」と話した。(井上雅子)