『死霊館 最後の儀式』(10月17日公開)(C)2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
『死霊館 最後の儀式』(10月17日公開)(C)2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

 ホラー映画の金字塔として確固たる地位を築いた「死霊館」ユニバース。その第9作にして最終章となる『死霊館 最後の儀式』が、10月17日より公開される。 全世界での大ヒットを受け、日本ではシリーズ最大規模となる215館・377スクリーンで上映。さらに、チケット即日完売となった「悪魔オールナイト」の追加開催も決定した。10月31日には“ハロウィン・オールナイト”として“悪魔耐久戦”の第2弾が行われる。

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 そんな本作から“本編映像第3弾”が公開された。本作のもととなったのは、1986年にアメリカ・ペンシルベニア州で実際に起きた「スマール家事件」。今回解禁された映像は、スマール家の寝室で起きた“就寝前”の戦慄の瞬間だ。

 深夜、父親がベッドに腰を下ろし、眠気をこらえながら目をこする。胸騒ぎを感じながら、不審に思いベッド脇の眼鏡を手に取ろうとするも、手を滑らせて床に落としてしまう。ベッドの下へ身をかがめ、眼鏡を拾おうとしたその時、視界の奥、柵の隙間からこちらを覗き込み、不気味に笑う悪魔の顔が現れる。

 あまりの衝撃に身体が硬直し、声も出せないままベッドに倒れ込む父親。やがてうめき声を上げながら金縛りにあい、重力を無視するかのように宙へとゆっくり浮かび上がっていく――実際に報告された心霊現象をモチーフにしたこの場面は、シリーズ随一の緊迫感で描かれている。

 「死霊館」シリーズでは実在の超常現象研究家ウォーレン夫妻が、数々の“実話ホラー”をもとに怪異と対峙してきた。本作では、スマール家に取り憑いた史上最悪の悪魔が夫妻の過去と娘にまで及ぶ“最後の呪い”として描かれる。果たして、彼らを待ち受ける“最後の儀式”とは何か――。

 12年にわたり世界中を震撼させてきた「死霊館」ユニバースは、ついに終幕を迎える。ホラー史に刻まれる“最恐”にして“最高”のフィナーレを、劇場で体感してほしい。