再興第110回院展(山陰中央新報社、日本美術院、足立美術館、TSKさんいん中央テレビ主催)が25日、安来市古川町の足立美術館で開幕する。日本美術院同人の新作や院展入賞作など90点を展示する。11月16日まで。
院展は日本を代表する日本画の公募展で、東京、京都、大阪に続く4会場目となる巡回展。
会場には、今回の院展で最高賞の大観賞(日本美術院賞・東京都知事賞)に選ばれた坂根輝美さん(愛知県)の「はなむけ」や第31回足立美術館賞に選ばれた山本浩之さん(茨城県)の「人かげ」も展示する。
25日午前10時半からは松江市出身の同人・宮廻正明さんと、宮北千織さん、岸野香さん、山本浩之さんの4人によるギャラリートークもあり、自作を含む出品作品を解説する。
開館時間は午前9時から午後5時。入館料は大人2500円、大学生2千円、高校生千円、小中学生500円。
問い合わせは足立美術館、電話0854(28)7111。