麻薬や覚醒剤に化学構造を似せて作られ、同様の作用をもたらす危険ドラッグ。規制しても構造の一部を変えた化合物が新たに合成され、流通は続く。そうした中、検出法を工夫して薬物の素早い特定や取り締まりにつなげようとの取り組みも進んでいる。現場の研究者らを取材した。

 ▽大麻に類似

 危険ドラッグ対策に詳しい湘南...