季節感のある写真を鑑賞する来場者=益田市常盤町、キヌヤ益田ショッピングセンター
季節感のある写真を鑑賞する来場者=益田市常盤町、キヌヤ益田ショッピングセンター

 【益田】益田市内の写真と絵手紙の愛好者団体による合同作品展が、同市常盤町のキヌヤ益田ショッピングセンターで開かれ、手描きの絵に添えたユーモアある一文や四季の風景を撮影した作品が来場者を楽しませている。入場無料、27日まで。

 鎌手公民館を活動拠点にする鎌手カメラ同好会(佐々木幸俊会長、6人)と、鎌手絵手紙教室(寺戸和幸代表、13人)が開き25回目。毎年秋頃に開催し、会員らが1年を通して撮影した写真20枚、絵手紙200枚が並ぶ。

 写真はヒガンバナやヒマワリなど四季の花や、雪の日に撮影された振り袖姿などが目を引く。絵手紙は花や野菜が柔らかい筆致で描かれ、一言を添えた温かみのある作品が集まった。

 益田市中島町から来た農家の大畑秀人さん(69)は「絵手紙ではモデルにした野菜の新鮮さまで伝わる描き込みぶり。個性豊かで味わい深い」と話した。

 (堀尾珠里花)