「With Other Culture And Cities」に登場した山下幸輝(WILD BLUE)
「With Other Culture And Cities」に登場した山下幸輝(WILD BLUE)

 「TGC」を手掛けるW TOKYOと東京都江戸川区は連携協定事業の一環として25日、東京・葛西臨海公園「汐風の広場」で「INTERNATIONAL SDGs FES in EDOGAWA 2025 supported by TGC」(以下、SDGs FES)を開催した。

【全身ショット】トップバッターで登場した希空

 第5回目となる今回のテーマは「With~ともに~」。身近にSDGsに取り組める「SDGsえどがわ10の行動」ブースや、ゲストを招いたファッションショーなどを展開した。

 TGCプロデュースならではのファッションショー「With Other Culture And Cities」で開幕。オリエンタルなファッションで、同区の「グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール」に通うキッズモデルとともに、米澤りあ、マーシュ彩、山下幸輝らが登場し、大きな歓声が起こった。

 トークパートでは、キッズモデルのUtaが「初めてファッションショーで少し緊張したけど、笑顔で自分らしく歩けて楽しかったです」とコメント。Baanは江戸川区の好きなところについて「自然が多く、色んなものがあって綺麗です!」と、喜びや魅力を伝えた。

 続いてZ世代のオピニオンリーダーとして様々な社会問題を発信する長谷川ミラ、5人組ボーイズグループWILD BLUEのリーダーを務める山下幸輝が登場し、今回の衣装について山下は「色合い、柄、質感が着る人と服の魅力を高めているし、国の文化や物語がひしひしと伝わってくるなと感じました」としみじみ。

 長谷川は「共生の成功例が江戸川区だと思うので、この取り組みが日本全国に伝わっていくといいなと思います。また、多様性が流行語化しつつある今こそ、社会の生き方を考え直し、今回一緒に歩いた子どもたちと接して優しさの原点を思い出しました」と語った。

 また、SDGsにおいて普段から意識していることについて、山下は「この時期からは家の暖房をつけることが多くなりますが、外出するときは暖房を必ず消したり、使わないヒーターはこまめにコンセントを抜いたりするなど、電気の節約を意識しています」と意識。長谷川は「衝動買いを避けて、服は5~10年着られるかを想像してから買うようにしています。また、好きなブランドや毎日飲むコーヒーの企業の取り組みを調べ、良い取り組みをしている企業へお金を回す消費を心がけています」と、メッセージを伝えた。

 2つ目のファッションショー「With The Earth」には、全出演者がサステナブルなアイテムを1つ以上取り入れたスタイリングで、水とみどりあふれる自然豊かな江戸川区を表現。トップバッターで希空、続いてWILD BLUEのメンバー鈴陽向、ねおらが登場し、ステージを彩った。

 トークパートには、ミスセブンティーン2025で、見事専属モデルに選ばれた梶原叶渚をはじめ、ねお、野咲美優、樋口幸平が登場し、ステージを盛り上げた。

 アーティストライブでは、しなこ、舟津真翔、クリス・ハートが登場。しなこは「こんなにみなさんの表情がみえるステージで歌ったのは初めてです。みなさんと会話もできて、このステージ最高!みなさんが楽しそうに踊ってくれて、とっても“うれしなこ”です!」と叫び、2024年に発表した自身初の楽曲「しなこワールド」や、新曲「ユニコーンパーティ」を含む、計4曲を披露した。

 最後にSDGs FESを締めくくったのは、EXILE TETSUYAがプロデュースする「LDHダンスワークショップショー」。EXILE TETSUYA、GENERATIONSの中務裕太、THE RAMPAGEの岩谷翔吾が登場し、人気曲「Choo Choo TRAIN」、「I Wish For You」をダンサーたちとともにパフォーマンス。「Choo Choo TRAIN」では、キッズらをステージに招き大盛り上がりを見せた。

 中務は「TETSUYAさんとの共演は、実はTETSUYAさんがアキレス腱を切ったステージ以来で。一緒に踊れて嬉しいなって、感動しています」と感慨深い様子。EXILE TETSUYAは「どんな環境でも楽しく踊るというの僕らのモットー。自由に楽しんでいってください!」と笑顔で呼びかけた。

 「ダンスと音楽で子どもたちの夢を応援する」という目的で誕生したユニット・EXILE B HAPPYの「MORNING SUN」では、即興で江戸川の“Eポーズ”を作り、会場のみんなでTikTokを撮影する場面や、GENERATIONSの「Y.M.C.A」では体を目一杯伸ばした全力の“Y.M.C.Aポーズ”で会場が一体となった。

 名曲「Rising Sun」では、江戸川区立葛西第三中学校ダンス部とコラボレーション。EXILE TETSUYAは「たくさんのキッズも来てくれた。みなさんが最高の笑顔になっていただけるよう願いを込めて。」と語り、全力で「Rising Sun」を踊ると、ステージを終えた部員たちに笑顔が溢れた。

 続くEXILE THE SECOND「Going Crazy」、THE RAMPAGE「Shangri-La」、GENERATIONS「AGEHA」では、会場一体となってタオルを回し、楽しく体を動かした。EXILE B HAPPY「ぐるぐるドリーム」では再び来場していたキッズたちがステージに上がって一緒にダンス。ステージの眺めは?と聞かれたキッズは「最高~!」と絶叫した。

 ステージラストでは、EXILE TETSUYAが「江戸川区にもこんな素敵な子どもたちがいっぱいいて、未来、大人になってここにいる子どもたちがこの街を支えるんだなと思うと、SDGs FESにふさわしい光景なのかなと感じます。皆さんで子どもたちの背中を一緒に押していきましょう!」と呼びかけ。全出演者が勢ぞろいし「銀河鉄道999」をパフォーマンスすると、中務は「最高のお客さんと、最高の思い出できました」と語り、岩谷は「江戸川区で育ってよかったです!江戸川区の子どもたちは元気いっぱい。みんなも大きくなったら、いろんな夢をかなえて、いろんな希望を持ってほしい。みんなの輝かしい未来を願って、僕らも踊り続けていきたいです」と伝えた。

 最後にEXILE TETSUYAは「SDGs FES、最高のフェスです!来年も再来年も、10年後も続くように願っています。」と感動を胸にステージを締めくくった。