石破茂前首相（衆院鳥取１区、自民党鳥取県連会長）が２７日、退任後初めての地元入りに合わせて鳥取市内で記者会見した。昨年１０月の就任直後の解散総選挙を巡って「『今すぐ解散を』という与党の強い要望にあらがうのは難しかった。非常に痛恨だった。（国民の）不信が高まり、すごくつらかった」と回顧。自身が否定的だった国会議論がないままの解散を決断し、大敗したことを悔やんだ。

【記者会見詳報】石破前首相「やらねばならないことは残っている」

　今後の政治活動に関しては「自分がやらねばならないことがこの１年間で明確になった。（国会議員として）今しばらく取り組みたい」と説明。後継者育成の必要性にも触れ「長く務めることが大事ではなく、何を実行するかが大事だ」と述べた。

　具体的には、...