ろうそくに火をともして決意を新たにする学生=浜田市浅井町、浜田医療センター付属看護学校
ろうそくに火をともして決意を新たにする学生=浜田市浅井町、浜田医療センター付属看護学校

 浜田医療センター付属看護学校(浜田市浅井町)で31日、今春入学し在学半年の節目を迎えた学生を対象にナーシングセレモニーがあり、73期生39人が看護の道に進む決意を新たにした。

 学生は看護師を象徴するナイチンゲール像の前で手元のろうそくに火をともした後、在校生や家族ら約160人の前で声をそろえ、「確かな知識と技術で患者と家族に安心を与え信頼されるよう努力します」と誓った。

 栗栖泰郎学校長は「誓いの言葉を胸に刻み励んでほしい」と激励。学生代表の青木佑晟さん(19)は「それぞれが理想の看護師になれるよう高め合って学び続ける」と力を込めた。

 セレモニーは毎年、基礎知識を学んだ学生が医療現場での本格的な実習に臨むのを前に毎年開く。73期生は男子が12人と例年より多く、学校初の中国人留学生が在籍している。

(中村成美)