生活困窮者の支援などに役立ててもらおうと、益田ライオンズクラブ(LC、会員55人)が5日、益田市社会福祉協議会のフードバンク事業に食品346点を寄付した。
同LCが会員と関係者に呼びかけ、レトルト食品やインスタントラーメン、菓子、缶詰などが多数寄せられた。市社協から特に需要があると聞いていたコメは計101キロが集まった。
同LCとして初めての取り組みで、贈呈式であいさつした橋本隆幸会長(56)は「食を支えるだけでなく、心をつなぐ活動」と意義を強調した。
市社協は市内の公民館や保育所のほか、スーパーにも回収ボックスを設置し、食品寄付を募っている。末成弘明会長(73)は同LCの協力に感謝し「(今回の寄付が)市民の関心を高めるいい機会になる」と期待した。(吉田雅史)













