新鮮なイチジクを買い求める来場者=出雲市多伎町多岐、道の駅キララ多伎
新鮮なイチジクを買い求める来場者=出雲市多伎町多岐、道の駅キララ多伎

 【出雲】旬のイチジクや加工品などを集めた「多伎いちじくフェア」が4日、出雲市多伎町多岐の道の駅キララ多伎で始まった。初日は地元の朝市も同時開催され、朝どれの新鮮なイチジクやスイーツ、野菜などを求め、大勢の来場者でにぎわった。
 小ぶりで甘みが強い特産の品種「蓬莱柿(ほうらいし)」をはじめ、ジャムや姿煮といった加工品、イチジクを使ったパン、地元和菓子屋の大福、シフォンケーキなど多様な商品が並んだ。パックに入ったイチジクは新鮮な上、通常より安い特別価格で販売され、4パック入りの箱ごと購入する来場者も多かった。
 屋外では地元住民らでつくる「海辺の朝市の会」(松本弘臣会長)が毎月第3日曜に行う朝市を臨時で開催。ピーマンやナス、ブドウなどのほか、日系ブラジル人が出雲市内で育てたブラジルの野菜も並んだ。
 多伎町では8月中旬に地滑りにより一時的に断水が発生。国道9号は通行止めが続く。コロナ禍に自然災害も重なり、キララ多伎の柳楽順也駅長(53)は「地域はにぎわいを求めている。地元の人と一緒に盛り上げ、元気をアピールしたい」と話した。
 フェアは12日まで。次回の朝市は19日午前9時~午後4時。
 (月森かな子)