灯油や重油を混ぜて脱税する「不正軽油」を防ごうと、全国一斉軽油抜き取り調査がこのほど、出雲市湖陵町大池の国道9号であり、島根県職員や警察署員がディーゼル車から軽油を採取してチェックするとともに、ドライバーに啓発チラシを配った。
軽油は県税の軽油引取税がかかる。灯油や重油を混ぜることで脱税になり、環境汚染にもつながる。調査は不正軽油の一掃のために地方税共同機構の事業の一環で実施した。近年、全国で数件の不正軽油が見つかっているが、県内では10年以上ないという。
県や出雲署から職員12人が、西部方面へ向かう16台を誘導して調査した。燃料タンクから200ミリリットルの軽油を採取した。県東部県民センター(松江市東津田町)に持ち帰り、試薬を使って調査し、不正がないことを確認した。
同センター課税調査スタッフの小田保特別調査監は「不正軽油は犯罪なので、作ったり、使ったりしないように注意してほしい」と話した。
(片山皓平)













