アイドルグループ・日向坂46が21日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で、日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」最終公演を開催。二期生~五期生までの新生・日向坂46として臨んだ初めての全国ツアーが大団円を迎えた。今回、キャプテンとして回る初の全国ツアーとなった三期生の高橋未来虹(高=はしごだか)は、そんなツアーへを思いをおひさま(日向坂46のファン)に打ち明けた。
【ライブ写真29点】こんなことも!?さまざまな挑戦を見せたメンバーたち
アンコール最後の楽曲を前に、高橋は「私はこのツアーの初めに『期待値を超えるステージにしたい』と、皆さんの前で言ったと思うんですけど。正直、今回は新しい挑戦が多いからこそ、もちろん不安な気持ちもありながらあの言葉を発したんですけれども、皆さんの期待は超えることできましたかね」と会場に尋ねる。すると、それに応えるかのような会場からの鳴りやまぬ拍手に高橋は涙。
「もちろんツアーが終わってしまうのは寂しいんですけれども、千秋楽を無事に迎えることができて、自分たちの信じる道を歩いてきてよかったなって。今の拍手だったり、皆さんの声だったりでなんだか報われたような気持ちになりました。この約2ヶ月間、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
そして、グループに課せられた期待と未来への思いを歌った楽曲「Expected value」へ。その間奏中に、高橋がグループを代表して改めてスピーチした。
「地方公園を乗り越えて、こうして代々木の地に戻ってきて。改めてこの長いように短い2ヶ月が、もう幕を閉じようとしていることを実感しています。改めてここまで支えてくださったおひさまの皆さん、本当にありがとうございました。
私はツアーのセットリストが配られた日から、このツアーが本当に楽しみで。でも新しい挑戦も多くて。不安や緊張ももちろんあったんですけど、一緒にライブを作り上げてくれるおひさまの存在にすっごく支えられた2ヶ月間でした。
新しい挑戦も多い中、メンバーはステージで見えている部分だけではなくて、本当にひたむき努力を重ねて、ここまで駆け抜けてきました。それが皆さんの目にはどう映ったのでしょうかもしよかったら聞かせてください。
グループの現在地点と向き合うこと。それは時に悔しくてもどかしい気持ちになることもありました。だけど、そういった気持ちを乗り越えてこそ、今日みたいにみんなで心から笑える日があるんだなと私は思いました。
日向坂46は、誰かが落ち込んだり、うつむいたりした時にそっと手を取って寄り添ってくれるメンバーもいたり、その手を強く引っ張ってくれるメンバーがいたり、本当に素敵な子たちの集まりなんです。そんなこのグループをたくさんな人に知ってほしいという思いで強い気持ちを持って、このツアーに臨んできました。
こんなに素敵なメンバーと、いつも愛を持って接してくださるスタッフの皆さんと、そして何よりどんな時も味方でいてくれて助けてくれる、そんなおひさまとこのツアーが幕を閉じても、まだまだ見たい景色があります。これからも日向坂46とともに、横一列になって歩いていってくれるとうれしいです。これからも日向坂46の応援のよろしくお願いします!」
そしてWアンコールでも涙を流しながら、グループの初期からのライブアンセム「誰よりも高く跳べ!2020」を披露。大サビ前には、高橋が「おひさま~ 跳べ~!」と絶叫し、ファンとメンバーが一緒になって大ジャンプ。会場は揺れるような盛り上がりを見せた。
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