台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁をきっかけに、日中間に隙間風が吹いている。一方で、民間レベルでは、政府とは関係なく、交流を求めるさまざまな思いがある。

 今の時代、戦争などあってはならない。また、経済的にも相互依存が進んでいる状況で、中国とのやりとりを断つわけにもいかない。

 もちろん、日本人も中国人も人間として、相手に対し多様な感情を抱く。その際、お互いの印象は大事である。相手の国へのイメージに...