産業技術総合研究所(産総研、茨城県つくば市)と東北大のチームが、日本海溝で起きる「スロー地震」と呼ばれる現象を高感度に検出する新システムを開発した。

 スロー地震は大地震の発生との関連が指摘されており、監視することで防災に生かせるかもしれないと注目されている。

 その一種である「テクトニック微動」は、揺れが...