8月の「青森ねぶた祭」で国引き神話を題材にしたねぶたで出陣した日立製作所の社員がこのほど、出雲市役所を訪れ、神話にゆかりがある市に下絵などを贈った。市は市役所本庁舎1階に展示する。
下絵は縦0・8メートル、横1・2メートルで、ねぶた師の北村春一さんが八束水臣津野命(やつかみずおみづぬのみこと)が力強く島を引き寄せる場面を描いた。実際のねぶたは高さ5メートル、幅9メートル、全長7メートルの山車(重さ4トン)で、20人が青森市内を引いて回った。裏側に当たる「送り」は、神話「因幡の白兎(うさぎ)」を題材にした。
贈呈式で、日立製作所東北支社(仙台市)の西山重憲支社長は「非常に荘厳なねぶたで、祭りを盛り上げることができた。出雲市の皆さんにも親しみを持ってほしい」と伝え、飯塚俊之市長は「迫力がある鮮やかな下絵だ。市民の皆さんが見られるよう飾りたい」と感謝した。
(片山皓平)












