駅舎の「ぼや」はすぐに消えたのに、列車は広い範囲で止まったまま―。この出来事の裏には、路線が抱える“止まりやすい弱点”が潜んでいます。小さな火災でどうして、ここまでの混乱につながったのでしょうか。阿部等さんが理由をひもときます。(編集部)

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 11月23日午前9時10分ごろ、JR函館本線・小樽駅で火災...