古江小学校(松江市古曽志町)の5年生、玉木瑛真(えいしん)さん(11)が、東出雲まちの駅(同市東出雲町揖屋)で初めての個展を開いている。独学で腕を磨き、大山や宍道湖の夕焼けなど自然の景色をアクリル絵の具や油絵の具で描いた作品22点が並ぶ。入場無料、15日まで。
玉木さんは交流サイト(SNS)で好きな作家を見つけたことがきっかけになり、絵を描き始めた。描く際には光の方向や影の色を意識しているという。
宍道湖の夕日が地平線に消える一瞬を切り取って描いた作品は、夕日が水面に反射する様子や夕日が当たってできる影を観察して描いた。影には青色を使い、影に残る明るさを表現したという。
お気に入りの作品を聞くと「全部」と答えた玉木さんは「描いた時の気持ちを想像しながら楽しんでもらえたらうれしい」とはにかみながら話した。(岩田理子)













