初の全国大会に挑むeスポーツ部のメンバー=松江市大庭町、立正大淞南高校
初の全国大会に挑むeスポーツ部のメンバー=松江市大庭町、立正大淞南高校

 今春、創設された立正大淞南高校(松江市大庭町)eスポーツ部が初めて全国大会に出場する。3対3で車を操作してサッカーに似た競技を行うゲーム「ロケットリーグ」の大会で島根県予選、中国地区大会を突破した。全国8地区代表の決勝大会は18日、オンラインで開催。部員は「出るからには全国制覇しかない」と闘志を燃やす。

 ゲームの腕前を競うeスポーツに取り組む立正大淞南高の部活動は4月に創設。部員10人が射撃やスポーツなど多ジャンルのゲームの練習に汗を流す。

 サッカーゲーム「ウイニングイレブン」で競う大会で県代表になったことがあるが、全国の舞台に立つのは今回が初めてだ。

 ロケットリーグの大会は北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN、東京都千代田区)が主催。高校、高等専門学校生が同一県内の3人でチームを組む。5分間のゲームで2ゲーム先取した方が勝ちとなる形式で争う。

 立正大淞南高は部員6人で2組エントリー。8月29日の県予選で情報科学高校(安来市能義町)を破り、部員同士の決勝を制したAチームが県代表となった。今月5日の中国地区大会決勝では、鳥取県代表で通信制のクラーク記念国際高校鳥取キャンパス(鳥取市湖山町西2丁目)と対戦。延長までもつれる接戦を制して全国切符をつかみ、勝負強さを見せた。

 メンバーは3年の永田涼介さん(17)、細田征旦さん(17)、2年の古志あいさん(17)の3人。試合では、入部前からゲームの経験が豊富だった永田さんをリーダーに、ともに初心者ながら練習で頭角を現した2人が、負けじと存在感を発揮する。

 決勝大会が迫る中、学外指導者から戦術面の指導を受けるなどして直前まで鍛錬を続ける。永田さんは「全国の強豪相手にどこまでいけるか分からないが、全力を尽くして優勝したい」と必勝を誓う。

        (中島諒)