これから“第一章”に突入すると語ったYOSHIKI (C)ORICON NewS inc.
これから“第一章”に突入すると語ったYOSHIKI (C)ORICON NewS inc.

 ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが18日、都内のホテルで『YOSHIKI CLASSICAL 2026 覚醒前夜-Tokyo 3 Nights 世界への第一章-』の会見を開いた。

【写真】綺麗…!ピアノを弾くYOSHIKIサンタ

 YOSHIKIがクラシカル公演を開催するのは、2023年の『YOSHIKI CLASSICAL 10th Anniversary World Tour with Orchestra 2023 “REQUIEM”』以来で約2年ぶり。今回の公演は、日本人として初めてサウジアラビア・アルウラ(UNESCO世界遺産ヘグラ)での公演を成功に収めたYOSHIKIの凱旋公演。公演は2026年4月3日、4日、5日の3日間にわたり東京ガーデンシアターで開催を予定。さらに、アリーナセンターブロック指定席の確約やサウンドチェックパーティーへの招待などの特典を備えたVIPパッケージも用意されている。

 YOSHIKIは「久しぶりに日本でコンサートを行うことが決定しました」と報告。昨年、3度目の首を手術し、今もリハビリを続けている。入念なリハビリ期間は2度目の手術の反省もあるという。「2回目の手術の後すぐにX JAPANのコンサートが入っていた。自業自得なんですが完治しないまま、ツアーを始めてしまった。自分、医師も敏感になっていまして、今もリハビリをしています」とする。「3度目の手術の後、負担が大きくて」と、しびれなどが残り、ピアノが弾けなくなってしまう不安もあった。それでも「少しずつ。まずはディナーショーでウォームアップをさせてもらった。サウジアラビアでは70分ぐらいのコンサート。さらにウォームアップさせていただき、2026年4月から本格的なアーティスト活動を復活させる。その第1弾の今回は東京から世界に向かおう、と。順次、海外の公演も発表となると思います」と語った。

 現在は日本での3公演の発表になっているが「日本から世界ツアーになると思う」とする。「新たなスタート。サウジアラビアの時に誕生日を迎えた。年齢はX(非公表)なんですけど、人生の節目を迎えまして。新たな人生を歩んでいく。変な言い方ですけど、第一章はこれから。すごい長い序章だったんですけど」と思いを語っていた。

 発表会終了後には取材も実施。「第一章」の理由について問われると「この何十年かは手探り状態で、いろんな国を回った。やっと明確にやることが見えてきたという意味で『第一章』とさせていただきました」と説明。これまでは「すごい長い大変な序章でした」としながら、これから何章まで続くのか重ねられると「神のみぞ知る」と意味深な笑みを浮かべていた。