20世紀初頭のイギリス・ヨークシャーを舞台に、貴族クローリー家と使用人たちの人生を描き、世界的な人気を誇ってきたドラマシリーズ『ダウントン・アビー』。その“究極の完結編”となる映画第3弾『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』が、2026年1月16日より公開される。このたび、最新作をより深く楽しむための<特別おさらい映像>が解禁された。
【動画】『ダウントン・アビー』特別おさらい映像
本シリーズは2010年9月に英国で放送を開始し、15年のシーズン6まで全52話を放送。エミー賞、ゴールデングローブ賞を席巻し、15年にわたり世界200以上の国・地域で親しまれてきた英国ドラマの金字塔だ。19年には劇場版として復活し、続く第2作『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』(22年)も高い評価を獲得。そして今回の第3弾が、長年愛されてきた物語の最終章となる。
舞台は1930年夏。社交界最大のイベント“ロンドン・シーズン”の開幕に胸を躍らせるクローリー家と使用人たちだったが、物語はかつてない危機を迎える。長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)の離婚が新聞に報じられ、社交界から追放される事態に。さらに、母コーラ(エリザベス・マクガヴァン)の弟ハロルドが亡き母の遺産の大半を投資で失ったと報告。屋敷の改修費が消滅し、ダウントン・アビーは財政破綻の危機に直面する。ロバートからメアリーへの当主継承にも暗雲が立ち込める中、彼らが下す“最後の決断”が描かれる。
今回解禁された特別おさらい映像は、前作『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』の物語をダイジェストで振り返る内容。ロバート役のヒュー・ボネヴィルとメアリー役のミシェル・ドッカリーが「いよいよフィナーレです。その前におさらいが必要?ネタバレは少なめにね」と案内役を務め、最新作へとつながる重要な出来事が紹介されていく。
映像では、ダウントン・アビーの改修費を捻出するため、屋敷で映画撮影が行われたエピソードや、先代グランサム伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)がフランスの侯爵から別荘を遺産として相続し、その後この世を去った場面。そして、執事トーマス(ロブ・ジェームズ=コリアー)が自らの幸せと新たな人生を求めて屋敷を去る決断など、シリーズの転機となった出来事がまとめられている。
このおさらい映像は、クローリー家と使用人たちが歩んできた激動の歴史と、変わらぬ絆をあらためて浮かび上がらせるとともに、『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』が真の集大成となることを予感させる内容だ。長年のファンはもちろん、これから物語に触れる人にとっても、前作の復習と最新作の予習を同時に楽しめる映像となっている。
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