新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長を受け、島根県が10日、県民に対し他県との不要不急の往来自粛を30日まで継続するよう要請した。18日からの3連休と祝日を含む23~26日は特に、県境をまたぐ旅行・観光、帰省を控えるよう強調した。

 対策本部会議で10日午前10時時点の県内の感染状況を確認し、国の指標に基づくステージ3(感染急増)相当を維持した。新規陽性者数は減少傾向の一方、人口10万人当たりの全療養者数は22・5人で、ステージ3の20人以上を超えているのが主な要因。

 感染者数が過去最多となった8月は、県外者との接触で感染が拡大したと分析しており、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域にかかわらず、46都道府県への往来自粛を求めた。丸山達也知事は「8月に生じた(増加の)要素を最小限にしていきたい」と話した。

 2学期が始まった学校で感染が広がらないよう、小中高生やその保護者に対し、発熱がある場合は外出を控え、医療機関をできるだけ早く受診することも追加で呼び掛けた。 (原田准吏)