2026年の干支(えと)「午(うま)」に合わせ、米子市淀江町で出土した国の重要文化財「石馬」をテーマにした企画展が4日、上淀白鳳の丘展示館(米子市淀江町福岡)で始まった。石馬の魅力を最新の研究や関連資料から紹介する。3月1日まで。
石馬は長さ149センチ、高さ92センチ、幅41センチ。大山産の安山岩を使い、古墳に並べる副葬品として6世紀に制作されたとされる。同館近くの天神垣(あめのかみがき)神社に収蔵されている。馬をかたどった副葬品は土で作られることが多く、石を彫って作られたのは淀江町と福岡県の岩戸山古墳の2例のみ。
企画展では実物大の精巧なレプリカや展示パネルのほか、大手前大の岡本篤志准教授(考古学)が3D計測した画像を展示した。くつわを固定する面繋(おもがい)やくらなど、馬具が細かく表現されていることが分かる。
展示館の主幹学芸員・今香さんは「重要文化財の石馬が淀江町にあることを知ってもらい、豊かな歴史に触れてもらいたい」と話した。
午前9時半~午後6時。一般310円、高校・大学生160円、中学生以下無料。予約すれば天神垣神社の実物を鑑賞できる。連絡先は同館、電話0859(56)2271。
(中村和磨)













