安倍晋三元首相=当時(67)=が銃撃され死亡した事件で、殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判は、検察官が無期懲役を求刑したのに対し、弁護人は重くても懲役20年と主張して結審した。奈良地裁は1月21日に判決を言い渡す。有権者から無作為に選ばれた裁判員6人と裁判官3人はどのような検討を経て、山上被告の刑を決めるのだろうか。(共同通信編集委員=竹田昌弘)
▽起訴内容「事実です」、弁護人は手製銃の法律違反争う
起訴状などによると、被告は2022年7月8日午前11時半ごろ、不特定多数の人が利用する奈良市内の路上で、安倍氏に対し、殺意をもって2回にわたり、至近距離から所携の手製銃でそれぞれ弾丸数発を発射。安倍氏の上腕などに命中させ、失血死させたとしている。当時は参院選投開票の2日前で、安倍氏は奈良県選挙区に立候補した佐藤啓候補(自民党、現官房副長官)の応援演説中だった。
この安倍氏銃撃の殺人罪と銃刀法違反罪(発射、所持、適...












