昨年11月の台湾有事を巡る高市早苗首相発言から始まった日本と中国との摩擦は、今も改善の兆しが見えない。

 「影響」は広がっている。1月下旬に上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダ2頭が中国への返還されるものの、今後の貸与の見通しが立っていないのだ。1972年10月の初来日以来、53年超にわたり親しまれた国内のパンダはいなくなる。「友好のシンボル」だということが改めて示されたと言えるだろう。

 そんな中、日本側のSNS(交流サイト)上で展開されているのが「脱パンダ論」だ。中国への反発を軸に「パンダは要らない」と主張するものだが、理由や主張は多岐にわたる。

 実態を探ろうと、利用者の多いX(旧ツイッター)のポスト(投稿)を解析し、推移を調査したので紹介する。ちなみに、パンダ誘致の是非を論じるつもりはない。(共同通信=中田良太)

 ▽「脱パンダ論」ポストの推移

 解析は、メディアや...