約100年前に日本で最初に確認され、これまでに世界で18例しか報告例がない寄生虫感染症「芽殖孤虫症」。原因となる芽殖孤虫は人の体内で分裂して増え、患者をほぼ100%死に至らしめるが、感染経路が不明で成虫も見つかっておらず、正体は謎に包まれていた。宮崎大などの研究チームはこのほど、日本で保存されていた生きた虫体を...