高市早苗首相の圧勝で幕を閉じた衆院選。中央大教授の中北浩爾、日本総合研究所・国際戦略研究所特別顧問の田中均、BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部副会長の中空麻奈の3氏が、結果の背景を読み解いた上で、政権の課題と行方を論じた。
ネットの影響力高まる 中北氏
新鮮なイメージで成功 中空氏
-結果の受け止めは。
中北 私たち学者や多くのメディアによる当初の想定から、大きく懸け離れた結果となった。衆院解散の前後までは、公明党の支持母体である創価学会の組織票が離れるとともに、右派系の支持層が参政党や国民民主党などに流れて、自民党は苦戦するのではないかとみられていた。しかし選挙戦が進むにつれて、交流サイト(SNS)を中心に高市早苗首相の人気が沸騰し、自民の大勝につながった。
その意味で「高市早苗を首相として信任するか否か」という問いかけは奏功した。ネットの特性上、感情...












