出雲署は16日、出雲市の50代女性が、架空の年金受給拒否リストから名前を消す費用として、2千円分の電子マネーをだまし取られる被害に遭ったと発表した。
同署によると14日、女性の携帯電話に「政府認定受給拒否リスト管理局」を名乗る者から「あなたは処罰執行対象者になり、年金の受給拒否リストに登録された。リストから除外するために電子マネーで2千円支払って」などとショートメールが届いた。女性は15日、コンビニエンスストアで電子マネーを購入し、利用に必要な番号を相手に伝えた。
家族の指摘で不審に思った女性が出雲署に相談し、発覚した。