佐々木雅秀自治会会長(後列右から4人目)と記念撮影する生徒たち=島根県隠岐の島町中村、中出張所
佐々木雅秀自治会会長(後列右から4人目)と記念撮影する生徒たち=島根県隠岐の島町中村、中出張所

 隠岐水産高校(島根県隠岐の島町)海洋システム科の2年生が製作したリサイクルボックスの贈呈式が26日、島根県隠岐の島町中村の中出張所であった。授業で習得した船舶向けの材料切断や溶接技術を応用し、大型のごみ収集拠点を完成させ、地元住民を喜ばせた。

 贈呈式にはエンジニアコースの生徒14人が参加した。リサイクルボックスは中出張所の駐車場の一画に設置され、住民が段ボール箱のリサイクルに利用する。武良自治会の佐々木雅秀会長(75)が「大きい物ができて大変喜んでいる。リサイクルの意識付けになる」と感謝した。

 リサイクルボックスは高さ2・2メートル、縦横各2メートルの鉄製で「機械設計・工作」の授業の一環として作った。同校は町の依頼を受けて2022年度に製作を始め、旧4町村に計5基を寄贈してきた。6基目となる今回の寄贈が最後になるという。

 中村和輝さん(17)は「切断からアーク溶接、塗装まで4カ月かけて丁寧に作った。特に溶接が難しかった」と話した。(鎌田剛)