健栄製薬の第2類医薬品「ヒルマイルドローション」
健栄製薬の第2類医薬品「ヒルマイルドローション」

 毎年、冬から春にかけて、決まって肌のコンディションが揺らぎ始める。入浴後にボディクリームを塗っても、寝る前にはすでに肌が乾いてくるのがわかる。朝起きればスネのあたりが白く粉を吹いている。そんな「乾燥スパイラル」に陥るのが、ここ数年の私の悩みだった。

【写真】「ベタつきが少ない」「毎日のルーティン」顔からつま先まで全身に使えるローション

■ヘパリン類似物質0.3%(※)配合の「ヒルマイルドローション」

 世の中には、数多くの保湿アイテムがあふれているが、化粧品や医薬部外品では私の乾燥肌はケアが追いつかない。また、体中が乾燥するため、クリームなどは塗るのに一苦労。冬の初めはがんばるものの、途中からもう諦めモードになってあまり塗らなくなってしまう。

 そんな中、ドラッグストアの店頭でふと目に留まったのが、健栄製薬の第2類医薬品「ヒルマイルドローション」だ。保湿成分として広く知られる「ヘパリン類似物質」を0.3%配合しているという。これは普段のスキンケアとは異なるアプローチ! 乾燥が気になるときの選択肢として役立つかもしれない。そう思って、試してみることにした。

※第2類医薬品。使用の際は用法・用量を守って使用しています。
(※) 2025年10月時点

■実際に肌に伸ばして感じた「塗り広げやすさ」

 まず、ヒルマイルドローションを手に取ってみると、「ローション」と銘打たれているが、水のようにシャバシャバしているわけではなく、適度なコクを感じる乳液状である。水のように垂れてこない。

 肌に伸ばすと、すーっと滑らかに広がっていく。肌なじみがとても良く、摩擦を感じずに広範囲に塗り広げることができた。これまでクリームを使用していたが、全身が乾燥するので、この伸びやすいテクスチャはありがたい。

■ベタつきが少なく、不快感が少ない

とくに塗布後の「ベタつきのなさ」は、足裏やかかとまでケアしたい私にはうれしいポイントである。高保湿を謳う製品の中には、いつまでも肌の表面に油膜感が残り、服を着るのをためらうものも少なくない。しかし、ヒルマイルドはしっとりとした使い心地でありながら、表面はさらりとした仕上がりになる。

 塗った直後に服を着たり、ソックスを履いたりしても不快な張り付きを感じることが少ない。風呂上がりの慌ただしい時間帯の、スキンケアにおけるストレスが少なく感じられた。無香料・無着色という点も、日常的に使うのにとてもよい。
ただし、私のように毎日全身に使うと120mlタイプ(いちばん大きいサイズ)を使っても1ヵ月ほどで使い切ってしまうので、コストは少々かかってしまう印象。

■顔からつま先まで全身に使える

 公式サイトでは、ヒルマイルドローションには、ヘパリン類似物質0.3%配合で、顔や手足など乾燥が気になる部位に使える旨が紹介されている。私は“全身に使える”という手軽さにとくに惹かれた。

 本当に全身が乾燥するタイプなので、顔からつま先まで1本で済むというのはズボラな私にはありがたい。

●気に入っているポイント
・顔からつま先まで全身に使える
・広範囲に塗りやすいテクスチャ
・ベタつきが少ない

●ちょっと気になるところ
・一番大きいタイプでも120mlと容量が少なめ

●こんな人はチェック!
・これまでの乾燥対策に満足できていない人
・全身の乾燥が気になる人
・スキンケアは時短で済ませたい人
・ベタつくが苦手な人

■塗りにくい背中には「ヒルマイルドスプレー」

 前述の通り、ヒルマイルドローションは非常に塗りやすいのだが、1ヵ所だけどうしても塗りにくいのが「背中」だ。そこで紹介したいのが「ヒルマイルドスプレー」である。

 逆さにしてもスプレー噴射ができるので、このスプレータイプがあることで背中のケアもだいぶ楽になった。私のように体が硬くて背中の肌ケアが大変という人は、選択肢のひとつとして検討してもいいかもしれない。

 また、ヒルマイルドスプレーは顔へ直接吹きかける使い方はNGだが、いったん手に取ってから顔に塗布することはできる。

■毎日のルーティンに組み込むのが◎

 1ヵ月ほど、入浴後や着替えのタイミングで継続して使用してみた。
以前は仕事中、タイツやソックスの中でムズムズ感が気になることもあったが、使用期間中は保湿ケアを意識できたことで、肌への向き合い方が変わったと感じた。
カサつきが気になる部分に適切な保湿ケアをしているという行為そのものが、気持ちの面で落ち着きにつながっている。

 美意識がやや低めで、スキンケアが続かない私だったが、ヒルマイルドを使い始めてから毎日のルーティンとして取り入れることができるようになった。肌のコンディションを意識する時間ができ、スキンケアに前向きになっている。