今井宗久/和田正人(C)NHK
今井宗久/和田正人(C)NHK

 俳優の和田正人が、仲野太賀主演のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演することが発表された。和田は堺の豪商で茶人としても知られる今井宗久を演じる。和田の大河ドラマ出演は『おんな城主 直虎』(2017年)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)に続く出演となる。

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 同作は、天下人・豊臣秀吉の弟である豊臣秀長を主人公に描く戦国ドラマ。和田が演じる今井宗久は、堺の商人による自治組織「会合衆」の一人で、信長をはじめとする戦国大名と深く関わった豪商。茶人としても知られ、千利休、津田宗及とともに「茶の湯の三大宗匠」と称される人物だ。

 出演オファーを受けた際の心境について和田は、「『豊臣兄弟!』の制作が発表された際、『これは期待値の高い大河ドラマがきたぞ』と視聴者として楽しみにしていた」と振り返りつつ、「いざ出演が決まると、そんな呑気な気分はどこへやら。楽しみを返せと言わんばかりの重圧だけがのしかかる日々」と率直な思いを語った。

 そのうえで「戦国の世を先見の明と渡世術で出世していく今井宗久を見習い、偉い人たちに頭を下げつつ、与えられた役割を全うしたい」と意気込みを明かした。

 撮影に向けては、茶道の所作の練習に力を入れたという。和田は「帛紗さばきに茶の湯の熟練度が表れると考え、撮影前にはどこへ行くときも帛紗を持ち歩き、ひたすら練習を重ねた」と明かしたが、実際の撮影ではその所作がカメラに収められなかったといい、「茶の湯の世界と同じく、大河ドラマの世界の奥深さを痛感した」と振り返った。

 それでも「まだまだ先は長いので、どこかで必ず絵に残せる所作を披露したい」と語り、役作りへの意欲をのぞかせた。