―2025年9月に皆生温泉街の再生に向け、関係機関と連携協定を結びました。温泉街再生は地域の懸案でした。
皆生温泉街のそれぞれの旅館がさまざまな再生手法に取り組んでこられているのは承知しておりましたが、この地域を活性化していくためには、面としての取り組みが必要だと感じました。全国の温泉地がそうですが、あれだけ大きな産業を好調に維持し続けるのは容易ではありません。生活様式や旅行スタイルも変わる中で、再生を担うのは金融機関の出番です。皆生温泉は海に面したロケーションに特徴があり、交通アクセスも良く、可能性を秘めた温泉地だと考えています。
―JR鳥取駅周辺再整備など中心市街地活性化に乗りだしました。1月に地域活性化事業会社・とりぎん地域デザインパートナーズを設立した狙いはどこにありますか。
活気のある街は動いています。例えば、道路が1本できると建物が張り付き、商売人が集まります。市域全体に目配りしないといけない行政の旗振りには限界があり、動かないといけないのは民間企業です。われわれが設立した会社がその役割を果たせるといいと思います。駅前にある当行は住人としての責任もあります。まずは鳥取の街を動かそうという意思表示をしました。
―金融商品を通じて地場企業のサステナビリティ経営を促し、25年5月には地元企業の強みを紹介する商品も売り出されました。
地方の中小企業ほど、自社の魅力のアピールが重要です。鳥取市の商店街は「シャッター街」だと言われますが、残っている商店は強みを持っています。そこにスポットを当てたいです。
―3年間の中期経営計画の仕上げの年を迎えました。「新たな地域価値の創造」として構想しておられた小水力発電事業の現況は。
小さな河川が多い鳥取県の特徴を生かし、地域に還元できる事業だと考えています。事業化に向けて特別目的会社を設立し、発電所の設置に向かっていきたいと思います。

地方だからできない、ではなく、地方だからこそできる、「未来」を一緒につくりましょう! この地域には、まだ知られていない可能性と、挑戦できる余白があります。 一歩踏み出す勇気、学び続ける姿勢、そして、人とつながる力。 そのすべてが、あなた自身の未来だけでなく、地域の未来を動かします。 『地域社会の未来を創り、守り、支えていきたい』という熱い志を持った皆さんを待っています!

入江 到=鳥取市出身(61歳)1988年4月に入行。
人事部長や米子営業部長などを歴任し、2022年6月から現職。鳥取県東・中・西部のほか大阪での部店長経験がある。リラックス方法は、サブスクリプションサービスで映画やドラマを見ること。好きなジャンルはアクションや推理系。












