期間限定で復活したドラゴンヌードル=米子市角盤町4丁目、ゴクうまラーメン太陽軒米子角盤店
期間限定で復活したドラゴンヌードル=米子市角盤町4丁目、ゴクうまラーメン太陽軒米子角盤店

 米子市民に長年愛された激辛ラーメンが1年2カ月ぶりに復活した。市内に2店舗を構える、ゴクうまラーメン太陽軒のドラゴンヌードル(780円)で、味の維持が難しく昨年7月に提供をやめたが、ファンの要望に応えた。10月31日までの期間限定で提供する。

 太陽軒の前身・上海ドラゴンで20年ほど前に誕生した。鶏がらスープで、ニラ、鳥取県産豚ミンチを使った肉そぼろをのせ、中国の赤唐辛子と数種類の香辛料を織りまぜたコクが特徴。辛さを3段階で選べる。1日に900食も出る人気メニューで「病みつきになる」と好評だった。

 店名変更後も提供し続けていたが、ニンニクと香辛料のバランスなど味の維持が難しかった。提供をやめたところ「復活させて」との声が相次ぎ、期間限定の復活を決定。7日から販売した。世界一辛いとされる唐辛子「ジョロキア」を入れた新メニュー、ジョロキアドラゴンヌードル(880円)も期間限定で提供する。

 中沢伸夫店長(43)は「絶妙なコクと刺激的な辛さを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 店舗は米子431号店(西福原9丁目)と米子角盤店(角盤町4丁目)。営業時間は午前11時~午後3時、午後5~10時(431号店は午後9時まで)。定休日なし。  (柴田広大)