協定書を手にする清原正義理事長兼学長(左)と大谷厚郎会頭=出雲市平田町、平田商工会議所
協定書を手にする清原正義理事長兼学長(左)と大谷厚郎会頭=出雲市平田町、平田商工会議所

 出雲市平田地域の魅力づくりに力を入れようと、県立大と平田商工会議所が連携協定を結んだ。一畑電車・雲州平田駅前の多目的空間を大学のサテライト施設と位置付け、人づくりや地域の活性化などに取り組む。

 松江、浜田、出雲の3市にキャンパスがある県立大は、これまでも平田商工会議所の会員企業とタッグを組んで商品開発などを手掛けており、双方の関係性をより強化しようと協定を交わした。

 教育・文化・芸術▽人材育成▽まちづくり▽産業振興▽防災▽大学と企業の魅力創出と雇用機会の促進ーといった項目で共に知恵を絞り、地域に根差した企業経営の推進や学生にとって魅力ある雇用の場の提供にも努めるという。

 このほど平田商工会議(平田町)で調印式があり、大谷厚郎会頭と協定書を交わした清原正義理事長兼学長は教育や研究の場として活用するだけでなく、地域活性化に貢献したいと強調。地元のNPO法人が3月に開設した学生向けシェアハウスを取り組みの拠点の一つにする考えを示した。大谷会頭も「研究、知見、人材といった県立大の力を地域に伝えたい」と話した。
      (松本稔史)