旧教室に並ぶひな人形に見入る来場者=島根県隠岐の島町中村、隠岐の島ものづくり学校
旧教室に並ぶひな人形に見入る来場者=島根県隠岐の島町中村、隠岐の島ものづくり学校

 島根県隠岐の島町中村の隠岐の島ものづくり学校で5日、ひな人形を飾る「ももまつり」が開かれた。旧教室に鮮やかな7段飾りが計6セット展示され、旧暦で祝う桃の節句を華やかに彩った。

 近くで開催された武良桜祭りに連動して、ひな人形を有効活用しようと、町内にある四つの公民館が初めて企画した。7段飾りは住民有志が提供した。1957年に建築されて2010年に廃校となった旧中村小学校の教室いっぱいにひな飾りが並び、200人以上が訪れて楽しんだ。

 階段を使った7段飾りの展示もあり、親子連れが写真撮影するなど喜んでいた。西郷地区の旧家で大切にされてきた100年以上前のひな人形も展示され、来場者の目を引いていた。

 企画を呼びかけ、ひな人形を提供した同町西町の「月あかりカフェ」店主黒川由希恵さん(47)は「公民館が一丸となってできて良かった。高齢の方も少女になったかのように喜んでいただけた」と笑顔で話した。 (鎌田剛)