サッカーのJ1鹿島アントラーズは、2024年度の売上高が過去最高に迫る72億円に到達。2024年シーズンのホームの平均入場者数は2万3027人に達した。クラブの成長を見据えた新たな一手として「グローバル戦略」を本格化させている。

 「どれだけタイトルを取ろうが、僕らはビッグクラブじゃない」と自認する鹿島が、このほど「クラブアライアンス」の締結先として選んだのは、ドイツ1部のボルシア・メンヘングラッドバッハ(ボルシアMG)。クラブのグローバル部門を統括する春日洋平さんに鹿島の海外戦略や今回の締結の狙いを聞いた。(共同通信=大島優迪)

 

 ▽コロナ禍を経て、海外戦略でさらなる成長へ

 鹿島は2019年にフリーマーケットアプリ大手のメルカリが経営権を取得した。その後の新型コロナウイルス禍で、Jリーグ全体が緊縮財政に入ったが、鹿島はメルカリが培ったノウハウを導入しながら経営基盤を着実に強化してきた。

 春日氏は「コロナ禍にビジネスでいう筋トレみたいなことをやり、組織と...