「滋賀県 重要文化財の仏像あり 2億8千万円」「北海道 超有名神社 おさい銭収入あり 特別セール5千万円」―。とあるウェブサイトを開くと、100件以上の寺や神社などの名前とともに、こんな文言が目に飛び込んできた。

 ここで売り買いされているのは、宗教法人だ。なぜ宗教法人が売買対象になるのか。その秘密は、税制優遇にある。一般企業とは違う公益性の高さを理由に、寄付やお布施などの宗教行為による収入は非課税となっている。

 買い取った宗教法人に寄付金名目で財産を移して課税を逃れようとする人が近年増加。インターネット上を中心にブローカーがうごめいている。

 「売買自体は違法ではない。あくまで脱法行為だ」。共同通信の取材に応じたブロ...