20××年、ある人工知能(じんこうちのう)(AI)研究所の一室。天才研究者Zが仲間たちと苦労して最新のAIを開発し、その起動ボタンを今まさに押(お)そうとしています。

もう戻(もど)れない

 周りの仲間が「これを押したら、世界は一体どうなるのだろう」と緊張気味(きんちょうぎみ)にたずねると、Zは「そうだな、いよいよ...