映画監督の是枝裕和氏が、「第2回TAKANAWA GATEWAY CITY AWARD」を受賞。コメントを寄せた。
【写真】是枝裕和監督を選出 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭SSFF&ASIA
同アワードは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル& アジア(略称:SSFF & ASIA)が昨年に発足。シネマの歴史を大切にしながら映像の未来を開拓し、日本と世界をクリエイティブに繋ぐ人や作品、プロジェクトに贈る。
「SSFF & ASIA」は授賞の理由について、「長年にわたり人間の内面や社会の機微を鋭く、かつ温かい眼差しで描き続け、日本の映画界を牽引してこられました」などと説明。この功績は国内に留まらず、2018年には『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを受賞。その後も韓国やフランスといった異国の地で、現地のスタッフ・キャストと深く共鳴しながら作品を紡ぎ出し、「映画製作における『境界』を軽やかに越えてきました」と伝えた。
また近年は、若手クリエイターの支援や労働環境の改善にも尽力していること、シネマの伝統を重んじながらも、その未来をより開かれたものへとアップデートしようとする姿勢などを評価。「本アワードが掲げる『映像の未来を開拓し、世界をクリエイティブに繋ぐ』という精神そのものです」と伝えた。
是枝監督は5月25日、東京・TAKANAWA GATEWAY CITY内のミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives (モン タカナワ:ザ・ミュージアム・オブ・ナラティブズ)」で開催の映画祭レッドカーペットとオープニングセレモニーに登壇。同映画祭よりトロフィーが授与される。
■是枝裕和監督、授賞を受けコメント
長編映画の製作からは3年ほど離れていまして、その間に好むと好まざるとに関わらず映像業界の改善や、若手クリエイターの支援に割く時間が増えていました。
そんな取り組みにも注目して評価頂けたことは大変励みになります。ありがとうございます。
どうやって自分をアップデートするかに四苦八苦している状況ではありますが自分自身と育ててくれた映画の未来を諦めずに、頑張っていきます。
■是枝裕和監督、プロフィール
1962年、東京生まれ。
早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加、主にドキュメンタリー番組の演出を手掛ける。
1995年『幻の光』で映画監督デビュー。
2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。
『万引き家族』(2018年)が第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。
『怪物』(2023年)は、第76回カンヌ国際映画祭にて脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。
2026年には『箱の中の羊』『ルックバック』の2本が公開予定。
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