千葉繁 (C)ORICON NewS inc.
千葉繁 (C)ORICON NewS inc.

 人気アニメ『機動警察パトレイバー』シリーズの完全新作『機動警察パトレイバー EZY File 1』(5月15日劇場公開)の完成披露舞台あいさつが23日、都内で行われ、久我十和役の上坂すみれ、天鳥桔平役の戸谷菊之介、出渕裕監督が登壇。さらに、初期OVAから実写も含めこれまでのシリーズの数多くに出演、パトレイバーシリーズには欠かせない存在である斯波繁男(シバシゲオ)役の千葉繁も観客サプライズで登壇し、今作にも出演することが明かされた。

【全身ショット】鮮やかなワンピースで登場した上坂すみれ

 「EZY」では、第二小隊はじめ登場キャラクターが一新されるが、千葉が引き続き出演することはこの日の上映と登壇をもって初解禁。千葉は登場すると、「最近千葉繁に似てる似てると言われている、シバシゲオです」と笑顔であいさつ。「特車二課に就職してよかったなと思っています」と約40年前の初期OVAから演じ続けていることに喜びをにじませた。

 また「はじめてスーツっていうものを来ましてね」とし、「スーツ着るとどっちから足出せばいいかわからない」と軽妙なトークで笑わせた千葉。前作から30年後のキャラクターを演じることについて、「僕の年齢だといないんでしょうけど、多少老けた状態でOKというキャラクター設定になっているので、あまり違和感はないですよね。いまは年相応の感覚でアフレコにのぞむことができる」とアフレコを振り返りつつ、長年演じている中で「老眼がきつくなってきましてね、台本が読めなくなっちゃったりするんで、よくセリフとちりまくったりするんですけど」と苦笑いしていた。

 『機動警察パトレイバー EZY』は、新たな第二小隊にとって最大の危機が訪れる物語。2017年に制作を発表し、2022年にパイロットフィルムをイベントにて公開。2024年9月に「2026年プロジェクト始動」を発表したシリーズの新作アニメーション作品で、第1話~第6話は1話完結のオムニバス形式、第7話・第8話は連続したストーリーとなる。

 1990年代末、汎用人間型作業機械<レイー>は社会のあらゆる分野へと進出した。だが同時にレイバー犯罪も増加、警視庁はこれに対抗すべく特殊車両二課を創設。通称、特車二課パトロールレイバー中隊「パトレイバー」の誕生である。時は流れ、AIによる自動化が進む2030年代の日本ー。人間搭乗型の(レイバー)は自立型ロボットに代替が進み、時代遅れとなりつつあった。だが時代が変わろうとも、特車二課の仕事は変わらない。第二小隊は “AV-98Plus イングラム”とともに、知恵と勇気で新たなテクノロジー犯罪に立ち向かう。

 File 1(第1章:第1話~第3話)が5月15日、File 2(第2章:第4話~第6話)が8月14日、File 3(第3章:第7話、第8話)が2027年3月に公開される予定で、シリーズの完全新作は2016年公開の『機動警察パトレイバーREBOOT』以来、10年ぶりとなる。

 『機動警察パトレイバー』は、1988年4月にオリジナルビデオアニメとして制作。舞台は20世紀末の東京で、胸に桜の代紋が輝く警視庁のロボットが、街中を闊歩する世界。そこでイングラムと呼ばれるロボットに搭乗し、犯罪者に立ち向かう特車二課の隊員の活躍を描いた物語。OVA、劇場版、コミック、テレビアニメと次々にヒットを記録し、現実世界が作品世界の時間軸を追い越した現在でも数多くのファンに愛され続けており、押井守氏の監督・脚本で実写化もされた。