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ワーケーション取り込め 両県自治体受け入れ活発化 体験盛り込み魅力発信

新型コロナウイルス禍から社会経済活動の再開が進む中、旅先で仕事をするワーケーションの自治体受け入れが活発化している。雲南市は企業やグループが短期集中的にアイデア出しなどをする「オフサイトミーティング」に着目し、受け入れを開始。体験メニューを盛り込みながら地域の魅力を合わせて発信する。 (白築昂)  雲南市は「OFF IZUMO(オフ・イズモ)」と題した事業でワーケーションを受け入れている。着目したのは一定数の集団で参加し、集中的に事業計画やアイデアを練るオフサイトミーティング。来年3月までの期間中、島根県外に本社のある企業・団体を対象に、1泊2日以上でオフサイトミーティングまたはワーケーション▽3人以上参加▽終了後にリポート提出-といった条件を満たせば、1人当たり8千円の謝礼金を払う。定員50人で締め切る。  2021年度にワーケーションで14組22人が利用し、さらなる増加を見込む。市と共催で事業を運営する「たすき」(雲南市木次町)によると、主に中国・四国地方からの利用を想定し、市内で1棟貸し可能な「tsukaru(つかる)」(同町湯村)など旅館・宿泊施設4カ所をメインに展開。相談に応じ、和紙すき体験やソーセージ作り、ヨガといった体験を盛り込む。たすきの大塚裕樹さん(30)=東京都出身=は「定期的に