期間限定でシロ・バージョンになった『神在月のこども』のホームページ
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坂本真綾さん演じるシロの原画
坂本真綾さん演じるシロの原画
坂本真綾さん演じるシロの原画
坂本真綾さん演じるシロの原画
『神在月のこども』のQRコード
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期間限定でシロ・バージョンになった『神在月のこども』のホームページ 坂本真綾さん演じるシロの原画 坂本真綾さん演じるシロの原画 『神在月のこども』のQRコード

 もう9年前になりますが、2012年「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」公開記念タイアップ企画の一つで、期間限定店舗「EVANGELION STORE CUSTOMIZED」の店長を務めていた頃のお話を織り交ぜ、声優・坂本真綾さんとのご縁の成り立ちを記していきます。

 『神在月のこども』原作者の四戸俊成さんから、本作の骨子案を初めて聞いたのがこの頃でした。具体的なアウトプットはもちろん、製作の編成、スケジュール、キャストなどまだ何一つ固まっていない段階のものでしたが、壮大なプロジェクトに夢を抱き、不安よりも期待を膨らませていました。

 一方、当時、僕の主戦場だった店舗内では連日動画を放映し、とりわけ真希波・マリ・イラストリアス役を熱演する坂本さんの声が脳裏に焼き付き、「坂本さんにいつかオファーできるくらい、少しずつ足場を固めて形にしていこう」と、いつの間にか目標の存在となっていました。

 つまり、9年前から僕の中では「夢の形」がクロスオーバーしていたのです。入野自由さんとご縁を紡いでくれた御方を頼り、ついに一昨年、抱き続けた夢の形を具現化したい思いを伝え、僕の口からオファーする事がかないました。時を刻み2021年。『神在月のこども』で坂本さんが、主人公カンナを出雲までの旅に誘う神使の兎・シロ役を演じます。

 初めてアニメーション制作に挑む僕たちを自然とリードしてくれるような大きな存在感があり、立ち居振る舞いから「大丈夫。私がいる」。そんな空気を現場全体に与えてくれました。本当に本当に心強かったことを鮮明に覚えています。

 今月は、夢を形にしてくれた坂本さんのお誕生日(3月31日)をお祝いすべく、公式ホームページがシロ・バージョンに衣装替えしていた頃のトップ画像と、シロの原画を2種添えさせていただいています。これまでに僕が経験させてもらったこげな挑戦やご縁も、いつか誰かの勇気となるように、ひとつわて忘れんやにしまっちょかないけんね!    =月1回掲載=

 みしま・てっぺい 『神在月のこども』企画・プロデューサー。1979年、松江市出身。cretica universalでは映画、漫画、テーマパークなどさまざまなシーンで企画・プロデュースを担当。