散歩するペンギンに付いて歩く参加者たち=松江市大垣町、松江フォーゲルパーク
散歩するペンギンに付いて歩く参加者たち=松江市大垣町、松江フォーゲルパーク

 【松江・出雲】出雲市内の小中学生や高校生など約120人が3日、松江フォーゲルパーク(松江市大垣町)の見学と一畑薬師(出雲市小境町)での座禅と写経体験を通じ、島根県の観光業と伝統文化を肌で感じた。

 50周年を迎えた出雲南ロータリークラブ(原田明成会長)が企画。「島根の文化を体験し、私たちの故郷を後世へとつなぐプロジェクト!」と題し、県の魅力や良さを子どもたちに伝えようと、2012年から毎年企画している。

 参加者は松江フォーゲルパークで、ペンギンの散歩やフクロウの飛行ショーなどを見学。「かわいい」や「おー」という歓声を上げながら楽しみ、四絡小学校4年の若槻曖幸さん(10)は「フクロウが羽を広げるとすごく大きかった」と話した。

 一畑薬師では約1300段の石段を上り、座禅と写経に取り組んだ。

         (藤原康平)