汽笛を鳴らし鉄橋を通過するトワイライトエクスプレス瑞風=出雲市古志町
汽笛を鳴らし鉄橋を通過するトワイライトエクスプレス瑞風=出雲市古志町
そばを植えた神戸川の土手で「瑞風」を歓迎する園児=出雲市古志町
そばを植えた神戸川の土手で「瑞風」を歓迎する園児=出雲市古志町
汽笛を鳴らし鉄橋を通過するトワイライトエクスプレス瑞風=出雲市古志町
そばを植えた神戸川の土手で「瑞風」を歓迎する園児=出雲市古志町

 【出雲】そばどころの出雲市で11月に始まる観光イベントを前にした11日、神戸川沿いのソバ畑で関係者らが横断幕を掲げ、鉄橋を渡ったJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の乗客にイベントをPRした。

 ソバ畑は、神在月出雲そばまつり実行委員会(三吉庸善委員長)が、鉄橋に近い川の右岸の土手を国土交通省から借り、種を植えている。

 午後3時ごろ、瑞風が汽笛を鳴らして鉄橋に差し掛かると、塩冶町のひかり保育園の園児らが「ようこそ縁結びのまち出雲市へ」と書かれたのぼりや横断幕を手にアピール。清水梛生(なお)ちゃん(6)は「おいしいそばを食べに来て」と笑顔で旗を振った

 瑞風の車内では、イベントの内容や乗客のためにソバを栽培していることが紹介され、窓際で手を振る乗客もいた。

 観光イベント「出雲そば旅」は11月1日から来年2月28日まで開催。市内のそば店や観光施設をめぐるスタンプラリーのほか、そば打ち体験会、動画コンテストなどを行う。  (三原教史)