支援者を前に敗戦の弁を述べる西川真午氏=17日午後10時20分、浜田市新町、事務所
支援者を前に敗戦の弁を述べる西川真午氏=17日午後10時20分、浜田市新町、事務所

 浜田市が計画を進める浜田歴史資料館(仮称)の建設反対を掲げ、市長選に挑んだ無所属新人の西川真午氏(55)は善戦したものの、最後は現職の壁に阻まれた。

 市議を務めた1期4年で旧市町村単位の各地域協議会を回り、市民の声が市政に反映されていないと実感した。資料館建設は機能や場所などが市民不在で決められたとし「このまま進めてはならない」と訴えた。

 同級生や市民活動の仲間に支えられた選挙戦。人口減少対策として高校生までの医療費無料化、教育の充実などを公約に据え、最後まで接戦を演じたが、あと一歩及ばなかった。

 開票結果が出た後の午後10時10分ごろ、新町の事務所に集まった25人に「浜田を変えようと思い、接戦には持ち込めたが、力が及ばなかった。申し訳ない」と頭を下げた。今後の政治活動については「一区切り」とし、退く考えを示した。

      (板垣敏郎)