問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。

【問1】頻発する災害で取り組むべき対策は何か。

【問2】問1の回答理由は。国が進める国土強靱(きょうじん)化対策への評価は。

 

向瀬慎一氏(共産、新)

「防災、減災事業の強化」

 県内の土砂災害要対策箇所の整備率は19%、落石等通行危険箇所の整備率は38%、県管理河川の整備率は32%に過ぎず、県土は脆弱(ぜいじゃく)だ。災害の激甚化に備え、防災安全対策強化は急務。住民合意がなく、宍道断層近くに建設予定の松江北道路建設(250億円)は中止し、江の川治水など防災・減災事業にこそ予算を配分する。

 

山本誉氏(立民、新)

「地域防災の推進」

 数十年に一度と言われる災害が毎年のように発生する中で、江の川堤防改修をはじめ、命と地域を守る防災工事の促進が必要だ。同時に地域での防災対策が重要であり、国は財政支援をすべきだ。農地や山林の荒廃による保水、貯水機能の低下が、災害発生の一因と考えられ、農林業の振興と合わせた「緑の防災」が必要になる。

 

高見康裕氏(自民、新)

「地域の将来像の検討」

 災害被害を受けた地域や受ける危険性の高い地域で、問題を丹念に整理した上で地域の将来像の検討を早急に進める。小さな拠点構想との整合性を持った防災整備計画を、国の国土強靱化対策に合わせて推進する。防災意識の向上と必要な整備の推進には、地域の人々の災害に対する共通認識と一体となった取り組みが不可欠。