石破茂候補 自民党改革アピール
 石破茂候補は兵庫県内での自民党公認候補の応援を終え、午後、鳥取市に入った。政権への国民の不信感が増幅しているとして「間違いをわびて責任を取る政党でなければならない」と党改革をアピールした。

 選挙区入りは10日ぶりで商業施設など4カ所でマイクを握った。自派閥候補らの応援で全国12都府県を回った疲れを見せず、有権者一人一人とグータッチ。賀露町では観光客から写真撮影を求められる一幕もあった。約60人が集まった戎町の事務所前で遊説を締めくくり、留守を任せたスタッフにねぎらいの言葉を掛けた。 (藤井俊行)

 

岡田正和候補 命と暮らし最優先に
 岡田正和候補は鳥取県岩美町本庄の自宅近くを出発し「小さい頃からお世話になっています」と古里からの支援に感謝した。

 鳥取市内では青地に白の線が入った「勝負ネクタイ」を着けて演説に臨み、医療体制強化、ジェンダー問題、米価下落への対応を強調。「命と暮らし最優先の政治に変える」と力を込めた。高齢男性から応援の言葉をもらうと、感激した様子を見せた。

 7月から活動を重ね、顔はすっかり日焼け。午後7時、同市若桜町の事務所前で約20人を前に最後のマイクを握り、戦いを終えた。 (岸本久瑠人)