出雲市内のそば店を巡ると特産品がもらえるイベントが来年2月末まで開かれている。「そばどころ出雲」を県内外にPRする目的で、23日には朱鷺(とき)会館(出雲市西新町2丁目)で「新そばまつり」があり、市内のそば打ち同好会による手打ちそばが楽しめる。
市や商工会議所など13団体でつくる「神在月出雲そばまつり実行委員会」が、2017年から開催。「出雲そば旅」と銘打ち、そば店や道の駅など98施設を巡ると特産品が当たるスタンプラリーやフォト・動画コンテストを企画した。
スタンプラリーは、そば店や観光、宿泊施設を利用し、スマートフォンで店頭のQRコードを読み取って応募すると、計124人に、宿泊券やのどぐろ丼セットなどが当たる。そばにまつわる写真や動画をインスタグラムに投稿するコンテストや、スマホを持たない人向けにキーワード3文字を集めて応募するプレゼント企画もある。
新そばまつりは午前10時から午後3時まで。「出雲そばりえの会」「JA神門そばの会」「出西そば打ち同好会」が屋台を出す。特産品販売もある。
実行委は、そば旅のガイドブック2万冊を作製。観光施設などに置いており、出雲市の三成敏幸観光課長は「新そばの味と神在月の出雲路を楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。
(三原教史)