トヨタ自動車が2021年3月決算の業績見通しを大きく上方修正した。その内容からは、企業としてこれまで培ってきた「底力」を見せつける一方で、米アップルが自動車への参入を計画するなど業界の変化がさらに加速していく中で、強みが「弱み」になりかねないリスクも感じさせた。 2月10日に上方修正を発表。昨年11月時点の予想から売上高は5千億円増の26兆5千億円、営業利益は7千億...
【視点論点】 業績好調なトヨタと系列に迫る「アップルカー」の破壊力
ジャーナリスト 井上久男
残り1705文字(全文:1894文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる