福岡市中央区のバー「マッツォ」が、九州産ショウガを使ったジンジャーシロップの製造・販売を始めたところ人気を集め、使用したカクテルが看板商品になった。市内の他のバー4店でも提供されており、味に深みが出ると好評だ。開発したマッツォの店主松尾浩道さん(48)は「カクテルだけでなく、冬は体を温めるお湯割りでも」とすすめている。
松尾さんは、店の冷蔵庫が炭酸水などの瓶ですぐにいっぱいになってしまうのが悩みの種だった。そこで、モスコミュールやジンバック用のジンジャーエールを小瓶に濃縮したシロップにすれば、場所を節約できると思い付いた。シロップにはアルコールが含まれず、炭酸水で割ればジンジャーエールとして子どもも楽しめる。1本880円。問い合わせは松尾さん電話090(9575)8744や、店のホームページhttps://mazzo.jpから。